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品質管理 Quality Control

品質管理と検査規格には国内海外含め、様々な機関で提唱推進されています。管理検査体制の国際的規格では、国際標準化機構が定めるISOと、国内では日本工場標準調査会が定めるJIS規格があります。品質・物質・製品の規格では欧州のREACH・RoHS・PFOSがあります。弊社国内の工場ではISOを所得しておりませんが、それぞれ定められた規格に従い、製造工程と検査規格の標準化に努めています。


品質管理工程

希土類磁石の代表である、ネオジム磁石の品質管理工程をご紹介致します。これらの製造現場は、弊社と提携を結んだ中国のOEM製造工場の協力を得て掲載し、ご紹介しています。(フェライト磁石・サマリウムコバルト磁石など、材質により製造工程が異なるので品質管理の行程も若干の違いがあります。)弊社製品の設計・製造・完成までの管理工程では、現地弊社社員が常駐対応し、不具合品の混入を防ぐよう、徹底した管理と検査を行なっております。万が一不具合が発生した場合、トレーサビリティーにより問題の発生源の特定と改善に努めています。

No. 工程 設備

備品
特徴 方法 不良処理 画像
No. 製品 工程 製品工程
仕様公差
管理方法 サンプル 管理調整方法
作業者 確認
許容
能力
頻度/時間 許容能力 頻度/時間 作業者 確認
1 原料
受入

1 構成
作業標準 ICP
分析装置

4単位 毎バッチ
(1投入量)
検査統計書 ICP
分析報告書
返品 IMG_0487
IMG_0493
IMG_4266
2 外観 目視 4バレル
(カートン)
技術指図書
Pr Nd 合金
検査
3 内容 ICP分析装置 4単位 IMG_0809
2 素材
準備
研磨
断裁機
1 外観
変質検査

酸化
不純物
目視 全数検査 毎バッチ
(1投入量)

再処理 IMG_0811
3 混合
1 素材調合
重量検査

混合
比重指図書
電工掲示
調整計
1回 毎バッチ
(1投入量)

混合
工程書

再処理
再調整

4 溶解 真空
溶解炉
1
回復率 97%-99.5% 電工掲示
調整計

1個 毎投入炉 溶解日報記録 傾向図表
020
2 真空圧力 溶解工程指図 真空計 1回 毎投入炉
溶解
検査記録
分離
制限
3 アルゴン圧力
圧力計
毎回
4 冷却 時間
5 鋳型取後
外観

型工程手引 目視
1個 毎バッチ
(1投入量)

鋳型取後
外観検査記録
分離
制限

6 鋳型取後
厚み
型工程手引 マイクロメーター 4個 毎投入炉 鋳型取後
厚み検査記録

5 水素
環境下
焙焼
(熱処理)
水素
焙焼炉
1
真空圧力 <=1Pa 真空計 1回 毎投入炉 1個 毎入替時 HP原本記録 HP記録 分離
制限
030
2 水素圧力 0.1-0.2Mpa 圧力計
3 調和 2-2.5h 時間
4 脱水素温度 550°C-590°C 温度管理計
5 脱水素時間 6-8h タイマー
6 冷却 3.5-4h
6 粉砕 粉砕機
ジェットミル
1 粒子サイズ
3.5-4.0 micron 平均サイズ
測定機

1回 毎バレル サイズ
検査
日報
(平均値)X-R チャート 分離
制限
IMG_0501
IMG_4269
IMG_4274
IMG_4275
2 含有酸素
酸素検光子 100%
全数検査
毎投入
粉砕記録
3
分離回転速度 3000-4500r/min 速度計 100%
全数検査
毎投入 1個 毎日 粉砕記録
7 粉重量測定 重量計 1 重量 粉重量測定 生産計画調整 測り 1型 毎回
毎サイズ
3回
1型 毎回 成型記録 成型記録 再製作 032
IMG_4285
8 成型 磁場成型機 1
着磁電流 >40(A) 電流計 100%
全数検査
毎回
毎サイズ
1個 毎回 成型記録 成型記録 再処理
調整
040
IMG_4291
041
2 着磁配向 >=1500mT
>=1200mT
ガウスメーター 1回 毎回
毎サイズ
3 成型サイズ 生産調整 ノギス 1個 毎回
毎サイズ
3回
再製作
4 外観 欠け
不純物なし
目視 100%
全数検査
毎サイズ
5
梱包 吸引
空気漏れなし

平行プレス 6 空気漏れなし 分離
識別
IMG_0512
9 離形剤 窒素カートリッジ 1 外観
平行
プレス
及び
オイル除去
オイル漏れなし

100%
全数検査
毎回 1回 毎回 焼結記録 成型記録 分離
識別

2 酸素含有量
<1ppm 酸素含有計 毎回
10 焼結 真空焼結炉 1
炉の中の重量 焼結手引 算出
(単重×全体重)
1回 毎投入炉 1回 毎回 焼結記録 焼結記録 分離
制限
IMG_0538
053
050
IMG_0534
IMG_4302
IMG_0530
IMG_0536
2 焼結温度 生産手引 電工掲示
温度調整計
100%
全数検査
3 焼結時間
4 焼き戻し温度
5 焼き戻し温度
6 真空圧力 焼結手引 真空計 1回
11 磁気
特性
検査

1 校正装置
校正用コイル 磁気特性
計測器

1回 毎日

2 20+/-3°C
Br
規格記録 素材検査の為の
サンプリング規定を見る
NdFeB
特性検査
記録
特性記録 分離
又は
等級を
下げる
060-3
IMG_4307
3 20+/-3°C
Hcb
4 20+/-3°C
Hcj
5 20+/-3°C
(BH)max
6 密度 精密計量 >=2 PCS 毎バッチ
(1投入量)

密度
検査記録
分離
12 センターレス
研削
センターレス 1 寸法
生産調整 マイクロメーター
AQL=1.00 毎バッチ
研削
工程記録
再処理
2 外観検査
ヒビ・ピンホール
欠け・錆
仕上げ
仕上げ
作業標準
目視 100%
全数検査
研削
工程記録
分離 IMG_4323
IMG_4320
3 面取り マイクロメーター >=4 PCS 再処理
4 着磁 未着時固定
13 素材
接着
接着
基板
1 垂直に
生産調整 目視 100%
全数検査
毎サイズ
切断
工程記録
制限 IMG_0656
素材
装着

2 垂直に ワークを
刃に垂直に
刃の角度計 IMG_0652
IMG_0653
切断 切断機 3 切断速度 重量ハンマー 3kg-6kg 重量計
4 切断サイズ 生産調整 マイクロメーター 毎バッチ 再処理
接着剤除去
清掃

5 煮沸時間 1.5h-2h タイマー 制限
14 表面処理前
検査

1 寸法
表面処理前
作業標準
マイクロメーター
AQL=1.00 毎バッチ
サンプル記録 100%
全数検査
IMG_1944
IMG_1945
2 外観検査
ヒビ・ピンホール
欠け・切断痕・傷シーリングオイル・平面度
穴・数量
目視 100%
全数検査
再処理 IMG_1947
3 真円度 マイクロメーター 4% 分離
再処理

4 磁性 未着時固定 再処理
5 数量 指示書 手引/計量 100%
全数検査

100%
全数検査
サンプル記録 補充
17 仕上がり検査 着磁機 1 寸法
指示書 マイクロメーター
AQL=1.00 毎バッチ
仕上がり
サンプル
記録
再処理 080
2 外観検査
ヒビ・ピンホール
欠け・切断痕・傷錆・穴・
表面コーティング
仕上作業標準 目視 100%
全数検査
IMG_6272
3 膜厚 指示書 膜厚計 2-6 PCS 膜厚
検査記録

4 コーティング
腐食性
塩水噴霧試験
手引
塩水噴霧試験 1-6 PCS 塩水噴霧
検査記録
IMG_6275
IMG_4313
5 表面磁束値 表面磁束密度
作業標準
ガウスメーター 10-80 PCS サンプル記録 不良ロット
全数選別
METER0004
6 総磁束値 総磁束値
作業標準
フラックスメーター 10-80 PCS METER0002
7 数量 生産調整 手引/計量 100%
全数検査

100%
全数検査
補充
18 梱包
1
梱包方法 梱包規格 目視

2回 毎入替時
梱包記録 再処理 101

磁石コンテンツの区切り線
抜取検査

以下に示す抜取検査規格は、日本工場標準調査会が定める検査基準の一つです。必要に応じて検査基準と抜取個数Nを決めることができます。バラツキ・公差・標準偏差値は、この抜取個数に依存し規格されます。検査規格:JIS Z9015/検査水準 S4/AQL 1%

ロットサイズ きつい検査 なみの検査 ゆるい検査
(1ロットの個数) 抜取数 合格判定個数 抜取数 合格判定個数 抜取数 合格判定個数
0以下 0以下 0以下
15  0以下 0以下 0以下
16  0以下 0以下 0以下
26  50  0以下 0以下 0以下
51  90  0以下 0以下 0以下
91  150  0以下 0以下 0以下
151  280  13  0以下 13  0以下 0以下
281  500  13  0以下 13  0以下 0以下
501  1,200  20  0以下 20  0以下 0以下
1,201  3,200  32  1以下 32  1以下 13  1以下
3,201  10,000  32  1以下 32  1以下 13  1以下
10,001  35,000  50  1以下 50  1以下 20  1以下
35,001  150,000  80  1以下 80  2以下 32  1以下
150,001  500,000  80  1以下 80  2以下 32  1以下
500,001  125  2以下 125  3以下 50  2以下
磁石コンテンツの区切り線
外観検査

外観検査は全て目視検査によって行われています。目視に頼るため、残念ながら外観の不具合・不良品を完全に防ぐ事はできません。外観不良の限度は、サイズにより基準が異なります。基本的に以下の様な外観限度を規格しています。外観を重視したり機械的強度を求める製品については、予め限度規格を設け、製品仕様上で取り交わしを行います。また磁石は物理特性上、陶器・硝子と同じ割れ物の部類になるため、欠け・打痕を完全に防ぐ事はできません。そのため磁気特性を低下させるような、大きな欠けや、表面処理が剥離して腐食に繋がるようなものではない限り特採となります。

外観限度見本

項目 寸法 A B C 許容
個所
備考 合格 不良
欠け
極面
磁石外観限度基準01 φ5 ≦1.0mm ≦1.0mm ≦0.5mm ≦1個 欠けの部分に表面処理が載っていること。 磁石検査合否判断01 磁石検査合否判断02 磁石検査合否判断03
φ10 ≦2.0mm ≦2.0mm ≦1.0mm ≦1個
φ20 ≦2.0mm ≦2.0mm ≦1.0mm ≦1個
φ30 ≦2.5mm ≦2.5mm ≦2.0mm ≦1個
φ40 ≦2.5mm ≦2.5mm ≦2.0mm ≦1個
φ50 ≦3.0mm ≦3.0mm ≦2.5mm ≦1個
欠け
側面
磁石外観限度基準02 φ5 ≦1.0mm ≦1.0mm ≦0.5mm ≦2個 欠けの部分に表面処理が載っていること。 磁石検査合否判断04 磁石検査合否判断05 磁石検査合否判断06 磁石検査合否判断13
φ10 ≦2.0mm ≦2.0mm ≦1.0mm ≦2個
φ20 ≦2.0mm ≦2.0mm ≦1.0mm ≦2個
φ30 ≦2.5mm ≦2.5mm ≦2.0mm ≦2個
φ40 ≦2.5mm ≦2.5mm ≦2.0mm ≦2個
φ50 ≦3.0mm ≦3.0mm ≦2.5mm ≦2個
ピンホール 磁石外観限度基準03 全て ≦0.5mm - - ≦2個 ピンホール部分に表面処理が載っていること。



キズスジ 磁石外観限度基準04 爪で引っかかりのある
位のキズは不可
キズ・スジの部分に表面処理が載っていること。 磁石検査合否判断08


ヒビ 磁石外観限度基準05 全て不可 ヒビであるかスジであるか判断すること。
磁石検査合否判断07

変色錆 磁石外観限度基準06 錆による変色無きこと。
塗装膨れ剥げが無きこと。

磁石検査合否判断09 磁石検査合否判断10 磁石検査合否判断12

※1 全項目について目視判断とする。※2 検査基準を限度見本で規定した場合は、限度見本を優先する。


磁気測定器

磁力を測定する磁気計測機器は検査目的によって種々ございます。以下は主に磁石業界で使われている代表的な測定機器になります。


メーカー 型式 ホール素子
プローブ
プローブの画像 ネオジム磁石
φ10mm×10mm
備考
電子磁気工業
株式会社
GM-4002 T-401 METER0009 506.5mT 据置型
並精度
T-402 METER0008 535.1mT 据置型
高精度
カネテック
株式会社
TM-601 TM-601PRB METER0007 488.0mT 携帯型
簡易精度
株式会社
マグファイン
磁気計算器
494.1mT 磁気計算式による予測値


測定器とプローブの違いによる測定結果の違い。試験試料 ネオジム磁石φ10mm×10mm

磁気特性検査機器 標準磁石

磁束密度計の誤差を補正・校正する磁石を標準磁石といいます。テスラメーター・ガウスメーターなどの磁束密度計測機器も、精密器械であるため経年や環境により計測値に誤差が生じる場合があります。これらの計測機器は、誤差が生じても人為的に手動で補正操作できない仕様になっています。その為これら磁束密度計の誤差を校正するために、標準磁石を用いて磁束密度計の定期検査を行います。同様に標準磁石も定期的に検査機関で定期検査を行い、業界規格のスタンダードであるかを確認します。


フラックスメーター

トータルフラックス(総磁束量)を測定します。磁気特性のバラツキが大きいものや低い物の有無を、量産数の中から正確スピーディーに検査することができます。全数や量産検査が必要な場合に適しています。単位はWbウエーバ又はMxマクスウエルを使用します。計測する磁石に応じたサーチコイルを作る必要があり、サーチコイルから磁石を脱着することによって変化する総磁束量を計測します。


BHアナライザ

磁性材料の材質磁気特性を測定します。これにより磁気回路設計に必要な、減磁特性やエネルギー積を求めることができます。また磁性材料毎に規格する磁気特性値が、規格範囲に入っているかどうかを確認することができます。測定するためには高い電磁場を必要とし、高電圧の電源装置が必要となります。主に磁石製造工場や磁石の研究開発機関が所有しています。

テスラメーター・ガウスメーター

磁束密度を測定します。ホール素子を磁石表面又は空間に設置し、1平方cmの面積から出ている磁束の密度を検査することができます。磁束密度の定義は1マクスウェルの磁束が垂直に交わるときの磁束密度が1ガウスになります。計測器の単位はテスラ又はガウスが一般的に使われています。簡易的に磁気特性を検査することができるため、磁気検査機器の中で最も普及し使われています。測定数値は検査環境と検査方法の影響を受け易いためバラツキが大きく、同じ磁石を同じ環境で同じ者が測っても、計測器のメーカー・機種・プローブ(ホール素子)の精度・表面計測箇所・ 室内温度によって計測値が大きく異なる場合があります。計測環境条件は使用環境に依存するため、寸法公差のように絶対値として示すことはできません。そのため弊社製品に示す表記数値とお客様の計測値に、大きな相違がある場合があります。測定方法と環境はメーカーによって異なり、検査基準も業界統一もされておりません。最終的に基準とする検査環境と磁束密度は、ユーザー様のご使用検査環境によって求めることになります。

磁石のコンテンツ終点
製品のご購入・ご相談はweb販売サイトまたは各部門の連絡先にご連絡ください。
〒982-0251 宮城県仙台市太白区茂庭字人来田西111-10
TEL 022-281-3956 FAX 022-281-3967